お疲れさまです!ロカキヤです!
普段はろ過機を取り扱っている水処理会社に勤めています。
プール・浴槽のろ過機を設置していて、ろ過機には法定点検ってあるのか?が気になりますよね?
結論から言いますと、法定点検はありません。
点検はしなくても罰則等はありません。
とはいえ、何もしないのはおすすめしません。
ろ過機の保守点検をおすすめするには下記の理由があります。
- 故障の前兆を早期発見(安価で済むことがある)
- 濾過機能の維持
- 漏水による2次被害の防止
- 急な機器停止による営業への影響
保守点検は長い目で見ると実施した方がいいですよ。
水回りのトラブルで困ったらこちら→[affi id=29]
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点検をするメリット
故障の前兆を発見出来る
機械が壊れるときは、音や匂い、いつもと違う動きなどの前兆があることが非常に多いです。
点検をすれば故障の前兆を早めに発見できる可能性が高まります。
早めに発見できれば修繕作業も安く抑えられるんですね。
ひどい状態になる前に修理をすればコスト削減につながる。
ろ過機の機能を維持出来る
点検をするとろ材の汚れや詰まりを発見出来ます。
濾過能力が落ちた状態での使用を防げる。
温度の上がりかた、各種バルブの動作が確実に実行でているかどうかを確認します。
おふろの温度に問題がでた人はこちら→浴槽のろ過機・昇温装置の温度が上がらない時の原因を解説。見極め方もわかる。
また、塩素を注入するポンプも点検して詰まりなどがあれば解消します。
これを定期的に実施すると、塩素が入らなくなるの未然に防げるんです。
塩素スケールをとりたい人はこちら→【時短技!使わないと損!】塩素スケールの除去と詰まり解消にはサンポールがオススメ!
塩素スケール対策を知りたい人はこちら→[塩素スケールの固着・詰まりで悩んでいる方へ]塩素の希釈倍率を低くすると効果的!
レジオネラ菌の予防のためにも
漏水による周辺機器への2次災害を予防出来る
点検をすると装置内の部品や配管の破損の前兆がわかります。
そうすることによって、漏水による装置内や周辺機器が浸水してしまうことを防げます。
急な停止による営業への影響を抑えられる。
営業中に急な機器トラブルでろ過機を停止しなければいけなくなる事態を防ぐことができます。
急に使えなくなるのはできれば避けたいところですよね。
急な停止は利用者さんの不満の原因にも。
ろ過機の寿命を延ばすことにつながる
定期的に保守点検をすることはろ過機の寿命を長くすることができます。
不具合点を早めに見つけて軽いうちに修理するから、結果として機械の寿命が長くなるんですね。
なるべく長く使いたいなら点検は必須!
点検をするデメリット
費用がかかる
点検には費用が発生します。
点検費用は会社やろ過機の大きさや台数によってピンキリです。
ろ過機1台当たり5~6万(交通費・部品類別)くらいが平均かなという感じです。
逆にあまりに安すぎる(1~2万)ところは注意が必要です。
一番重要なのは品質です。詳しく以下で解説します。
安いからいいわけではありません。
業者によっては品質が悪いことがある
会社によってはろ過機のことがよくわかっていないのに点検をしているところもあります。
中々見分けるのは難しいと思います。
例えば塩素の管理方法や逆洗洗浄の方法など
下記記事に書いてあるような濾過機に関する事を質問してみて下さい。
濾過機のトラブルをまとめてありますので参考にして下さい。こちら→【プール・浴槽】ろ過機・塩素注入でよく起きるトラブルまとめ
何故なら、濾過機を普段点検している人であればわかる内容だからです。
逆にこれがわからないと避けた方がいい。
業者の知識レベルを確認。
信用できる?第三者の意見が聞いてみたいという人はこちらからどうぞ→お問い合わせ【水についてならなんでもOK】
メールは毎日チェックしてすぐに返信を心がけているのでお気軽にどうぞ。
普段馴染みの無い機械のため正しい情報かわからない
ろ過機のことは日常生活で関わることはほとんどない。
だからよくわからないという人が多いと思います。
このブログではろ過機に関して困ったを解決する記事を書いています。
実際に何かトラブルがあった場合はここで調べて参考にしてくださいね。
ボクを活用してもらってもOKです!
入浴者の安全安心につながるので喜んでお答えします→お問い合わせ【水についてならなんでもOK】
このブログで解決出来ることがあればコストも時間も削減出来ます。
機械と歯は一緒
車は使用していったら故障が起きることはわかります。
しかし、普段なじみの無いろ過機になるとそうは思わない人もいます。
機械はいずれ故障もするし停止もします。
世の中にあるものはすべてそういうものですよね。諸行無常です。
私は機械と歯は一緒だと思っています。
定期的に清掃(歯磨き)・メンテナンス(健診)・修理(治療)が必要です。
保守点検は、歯科健診と同じです。
悪いところがないかを定期的にチェックしていけば、故障(虫歯)を早期に発見することが出来ます。
早期に発見することができれば、修理費用(治療費)も安く済み、被害(痛み)も最小限におさえられます。
早期発見、早期治療で長持ち!
まとめ
- 故障の前兆を早期発見(安価で済むことがある)
- 濾過機能の維持
- 漏水による2次被害の防止
- 急な機器停止による営業への影響
以上、私がろ過機の保守点検をおススメする理由です。
実際にろ過機の点検をお願いする時に気になる点(こんなこと言われたけど本当!?等)ありましたらお問い合わせ頂ければお答え致します。
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