こんな悩みが解決します。
- 残留塩素管理のための残留塩素濃度計ってどれがいいんだろう?
- 塩素濃度が測りやすい方がいいなぁ・・・
- 普段使っている人の意見が聞きたい!
普段の業務で残留塩素濃度を測るときに重視するところはどこでしょうか?
安くて、簡単ではないでしょうか?
- 安価な残留塩素濃度計がわかる
- 測定方法が簡単な残留塩素濃度計がわかる
- 現場目線でおすすめの残留塩素濃度計がわかる
残留塩素濃度の測定は一般的にDPD法によって測定をします。
薄い桃色~濃い桃色に変色して色の濃度を読み取ります。
デジタル式(機械が色を読み取ってくれる)のものと
アナログ式(自分の目で色を読み取る)のものがあります。
この記事では、水処理関係の会社に14年勤めている私が
普段仕事で残留塩素濃度計を色々使ってきた経験から
おすすめの残留塩素濃度計を解説します!
- 水処理業界で14年以上在籍
- 取得資格:2級管工事施工管理技士、第2種電気工事士
- ろ過機器の設計から保守点検まで幅広く経験
- 仕事で得た知識をわかりやすく解説するのが得意
まずは結論から。
小数点1の位(0.□ppm)までわかればいいならアナログ式
小数点2の位(0.□□ppm)まで必要ならデジタル式
通常の使用であればアナログ式で十分です。
理由を説明しますね。
浴槽水やプールの残留塩素濃度測定ではデジタル式までは必要ありませんね。
特にプールや浴槽の塩素濃度は0.4~1ppmの間で維持するため
細かな数値(少数点第二位)まで測定する必要はありません。
費用対効果も考えるとアナログ式がおすすめです。
とはいえ、細かな数値・正確な数値まで測定する必要があるよ!
という方はデジタルも選択肢の一つになると思います。
使用用途に応じて使い分けるといいです。
私が普段実際に仕事で使用しているのはロビボンド製のアナログ式残留塩素測定器です。
理由は上記でも説明した通り、使用が簡単でスピーディーなところです。
中の円盤をクルクル回して比色測定します。
実際の使用方法
入れた瞬間に色が変わります。
これで完了です。非常にシンプルですね。
ロビボンド製遊離残留塩素濃度計(遊離残留塩素濃度のみ測定出来ます)
PHも測定したい人はこれ
比色のためのディスクを入れ替えるだけなので使用が簡単です。
上記が実際のPHディスクです。
このディスクを交換して使います。
お客さんの使用率No1はこの柴田化学製の残留塩素濃度計です。
これは上記で説明した円盤クルクルさえも省略した超シンプル仕様です。
使わせてもらったことがありますが非常に使いやすいです。
価格はハンナ製の残留塩素測定器よりは若干高いですが簡単でおすすめです。
正直、個人的にはこっちの方がシンプルでおすすめです。
※採水試験管が破損したときや予備として試験管のみでも購入可能です。
デジタル式DPD測定器はハンナ製デジタル式残留塩素濃度計
普段は使っていないのですがお客さんに借りて使用したことがあります。
自分で読み取る必要は無いですが測定結果が出るまで少し測定時間分(30秒程度)待たないといけないのがネックです。
※小数点第二位(0.0□)までわかるので精度が必要な場合はデジタルを購入するべきです。
お風呂やプール等の残留塩素を測定する場合は小数点第一程度までわかればいいためアナログ式をおすすめします。
正確に小数点第二位まで測定したいという用途であればデジタル式がいいです。
求める精度によって選ぼう。
お風呂やプールの残留塩素濃度測定はアナログ式で十分!
ここまで読んでくれた人にプレゼントです。
よければ使ってくださいね。
PDFファイルでダウンロード出来るのでコピーして日常の管理にお役立て下さい。
資料作りの時間を節約!
塩素は産業廃棄物なのでその辺に捨ててはいけません。
参考記事 【その辺に捨てたら捕まる!】次亜塩素酸ナトリウム(塩素)の有効期限と廃棄方法【ネットでお得に産廃処理依頼】
まとめ記事 【初心者向け】レジオネラ属菌の対策・解消方法【水のプロが解説】
塩素が固まりやすく塩素の注入がうまくいかない方はこちら→【知らないと損】塩素スケールの固着・詰まり問題を解消する方法2選。塩素の希釈倍率を変更するかRO水を活用する!
塩素の固まりを素早く除去したい方はこちら→【時短技!使わないと損!】塩素スケールの除去と詰まり解消にはサンポールがオススメ!
塩素の希釈にRO水を利用する
塩素スケールでお困りの方。
希釈水がカルシウムやマグネシウムが多い水でスケール化しやすいのでRO水を利用するのもありです。
RO水とは高性能フィルターで限界まできれいにした水です。
詳しくはこちら→【水処理のプロが解説】RO膜水(逆浸透膜水)とは。天然水との違いは?おすすめのRO水ウォーターサーバーも
利用する方法でおすすめはRO膜フィルター内蔵のウォーターサーバーを利用することです。
月額¥5,280(税込)で使い放題です。(初回のみ設置費用¥9,900)
機能はウォーターサーバーならではの冷水と温水がいつでも使えるので飲み水やカップラーメンやスープ調理にも使えます。
休憩室においておけば従業員の満足度も上がりますよ。
交換フィルターも月額料金の中に含まれていてRO水が使い放題なのでコスパ的にも優れているのではないでしょうか?
かかるのはレンタル料金だけ
この使用方法を提案しているのは日本でも僕だけかもしれません(笑)
ただ、使用用途の幅広さから絶対お得なのは確実です。